2022年2月23日水曜日

寒さも今日まで?

さてコロナですが、なかなか減少しなかった埼玉県もようやく感染者数が減ってきたようで、少しほっとしますが、でも報道によれば病院はまだまだ深刻な状態です。首都圏は未だまん防期間中で、各種イベントは開催するところもあり、また、中止や延期になったというところもあり。65歳までもう少し間のあるわたしに3回目の接種券は届かず、それなのに重症化しやすい60歳以上と言ってはおどかすんだから。

そんな今日この頃、わたしの最初のお箏のお師匠さんから演奏会の案内状が届きました。本当はおととし開催する予定の会がコロナで2年延期となり、今年はぜひ実施したいという強い決意が感じられました。5月末開催なのでその頃ならちょうどコロナも収まっているような気がします。当日はわたしもぜひ聴きに伺います、と返事のハガキを送りました。先生は83歳のはずです。お元気なご様子に頭が下がります。中学1年生のときに通い始めたお稽古ですが、その後わたしは遠方に転居して通うのが難しくなり、それでも時々府中まで通って先生の演奏会にも何度か出ていたのですが、だんだん通いきれなくなって自然と離れてしまいました。
今もこうしてお箏を弾いているのも府中の先生のところに通ったのがそもそもです。 

さてさて、とってもヒマなのでなんとお雛様を飾りました。前回しまうとき箱の中のスキマに入れた新聞やチラシの日付を見ると前回は2017年に出した模様。5年ぶりということになります。たまに飾って風を通した方がよいかなとも思い、がんばって出しましたが久しぶりなせいかけっこうたいへんでした。しまいっぱなしで、お人形もいたんだのではないかと思いましたが、変わりなくてほっとしました。
しかしこれをまたしまうのかと思うと…。


2022年2月1日火曜日

お箏の譜面というものは(その2)

譜面のお話の続きです。
前回ご紹介した譜面は縦書きの譜面でした。生田流の譜面はだいたい縦書きで、縦譜(たてふ)と呼ばれています。

 「ひぐらし」の譜面
それに対してこちらは横書きです。山田流の譜面です。

『「秋風の曲」主題による筝四重奏曲』の譜面
こちらは現代曲で五線譜です。五線譜の場合は糸番号をふらないと弾けません。現代曲の場合は曲によって調弦が異なり、同じ曲でもお箏のパートによって調弦が異なるのです。弾く曲ごとに調弦が違っていることが多いので、五の糸が、この曲では「レ」別の曲では「ソ」だったりするのです。

とにかくお箏の譜面というものは、流派によって譜面そのものの書き表し方が違いますし、スクイ詰めや押手などの奏法の記述の仕方も違うのです。慣れるしかありません。慣れればどうってことないのです。
それよりも問題は、このごろ視力が落ちまして譜面の小さな文字が見えないことなのでした。つらし。


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