2021年12月31日金曜日

大晦日

大晦日となりました。コロナの終息を願った一年でしたが、収まることはなくどうやら来年もコロナに悩まされることになりそうな。とうとうコロナも3年目に突入です。

それでも今年は感染が落ち着いていた時期にはおさらい会に一度参加することができましたし、秋からはようやく友達と会ったりドライブに行ったりすることもできました。先日、三郷三曲会からのお箏の会「にほどり会」のメンバーで次回の演奏会について相談する集まりがありました。去年は中止になり今年も開催できませんでした。でもいまの状況では演奏会開催の予定を立てて日程を決めることは難しいということで、もう少し様子を見ることになりました。お客さんを入れてきちんとした形でホール演奏会を開けるのはいつのことでしょうか。
とりあえずせっかくなので来年5月頃にメンバーだけで曲を出し合うお楽しみ会のようなことをしましょうと提案したところ、皆さん賛成してくれましたので5月にまた集まって何か弾いて楽しめればと思います。
来年こそ、演奏会が開催できますように。

今年一番の思い出は、「上野公園」
でした。


 

2021年12月11日土曜日

上野の森

ゴッホ展 東京都美術館

 9月の初めに「ゴッホ展」が開催されると友達から教えてもらったのですが、行けるとよいけどねえ、都内まで出かけられるようになるのかしら、無理だろうなあとそのときは思っておりました。しかし分からないもので、その後コロナの感染は日本では急激に落ち着いて、めでたく上野まで行けることとなりました。「ゴッホ展」を教えてくれた友人がチケットも取ってくれて二人でいざ東京都美術館へ。
ゴッホの数々の作品他、ルドンの一つ目の巨人や点々描写のスーラなどなど、主に山田五郎さんの「ぶらぶら美術・博物館」やYouTube「オトナの教養講座」を観て楽しく身についたにわか知識のおかげで今までになく絵とその画家や時代についても考えながら鑑賞できたように思います。有名な「黄色い家」も少し沈んで見えました。

「ゴッホ展」の後友人と上野公園内を散歩しました。
上野の「東照宮」というものをちゃんとみたことがなかったのです。





東照宮・すばらしい透かし彫りです

上野東照宮には五重塔や大きな楠、合格祈願の「たぬき」をまつった社やらもあり、上野公園内には他にも京都を模した「清水の舞台」があり、そこにはきれいな円を描いた丸い松の枝があり、かと思えば伏見稲荷のような赤い鳥居が連なるお稲荷さんもあり、戦争でお顔以外供出させられてしまった「顔だけ大仏」もあり、また天神様まであるという神仏とりどりの興味のつきない公園でありました。

絵画もたくさん見たし、上野の山は知らないことだらけだったし実に楽しい一日だったのでした。
 






2021年12月7日火曜日

撥(バチ)修理

不注意でお三味線の撥先を欠いてしまいました。右です。
三味線入れにしまうときに手ぬぐいできちんとくるまず、木のサックがずれてしまったようです。
後悔先に立たず。「あの時に戻りたい」と思うパターンです。

いつもお世話になっている青砥の三味線やさん「菊岡中むら」へ持っていき見てもらいました。
修理方法としては欠けた部分を削るしかないとのこと。削れば撥の左右のバランスが崩れてしまうことになるので迷いましたがやはり直してもらうことにしました。撥をお店に預けて受取りは5日後でした。左右のバランスが不均等になってしまったので弾いてみるとなんとも違和感がありましたが、弾いていくうちに馴染むでしょう。


とにかく欠けた部分は実にきれいになってます。職人の技術なんですね。

黒っぽくみえる撥先はべっ甲です。
わたしが40年ほど前に三味線本体とこの撥と撥入れなど一式で18万円ほどだったと記憶していますが、今ではこの撥だけで新品だと10万円、中古で5万円くらいするそうです。
べっ甲はワシントン条約とやらで非常に高価なものになってしまいました。ちなみに今回の修理代は1万5千円(税別)でした。
ずっと大事に使ってきた撥なのに、わが身のそそっかしさが悔やまれます。
これからはもっと気をつけるからね、と思いながら今日も湯呑みのお茶をひっくり返すのでありました。とほほ。




 

一面のイチョウの葉

 


11月28日の丹後神社
地面に黄色いイチョウの葉が一面に散り敷かれてとてもきれいでした
昨日行ってみたら
すでに葉は全部落ちて寒そうな枝になっていました

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