2021年12月11日土曜日

上野の森

ゴッホ展 東京都美術館

 9月の初めに「ゴッホ展」が開催されると友達から教えてもらったのですが、行けるとよいけどねえ、都内まで出かけられるようになるのかしら、無理だろうなあとそのときは思っておりました。しかし分からないもので、その後コロナの感染は日本では急激に落ち着いて、めでたく上野まで行けることとなりました。「ゴッホ展」を教えてくれた友人がチケットも取ってくれて二人でいざ東京都美術館へ。
ゴッホの数々の作品他、ルドンの一つ目の巨人や点々描写のスーラなどなど、主に山田五郎さんの「ぶらぶら美術・博物館」やYouTube「オトナの教養講座」を観て楽しく身についたにわか知識のおかげで今までになく絵とその画家や時代についても考えながら鑑賞できたように思います。有名な「黄色い家」も少し沈んで見えました。

「ゴッホ展」の後友人と上野公園内を散歩しました。
上野の「東照宮」というものをちゃんとみたことがなかったのです。





東照宮・すばらしい透かし彫りです

上野東照宮には五重塔や大きな楠、合格祈願の「たぬき」をまつった社やらもあり、上野公園内には他にも京都を模した「清水の舞台」があり、そこにはきれいな円を描いた丸い松の枝があり、かと思えば伏見稲荷のような赤い鳥居が連なるお稲荷さんもあり、戦争でお顔以外供出させられてしまった「顔だけ大仏」もあり、また天神様まであるという神仏とりどりの興味のつきない公園でありました。

絵画もたくさん見たし、上野の山は知らないことだらけだったし実に楽しい一日だったのでした。
 






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